膝の手術後のマッサージケア

３０代　男性　会社員
手術内容：左膝　半月板損傷とその周囲の筋断裂
少年時代から野球に打ち込み、高校時代に膝を故障してから野球を断念し、激しい運動を避けながら左膝の半月板損傷の様子を見ながら生活していた。
普段の生活ではさほど支障のない状態で、膝の痛みは弱く、気にしていなかった。
しかし、自動車関連の会社に就職　結婚　妻と一人娘を養い、これからの人生を考えると膝の開腹手術をすることを決断。
無事に膝 半月板の手術が終わり、ギブス固定　リハビリを開始している。
ギブス固定で左足は筋肉が衰え、左膝外側の筋緊張が強く、足全体が突っ張ってぎこちない歩行動作となっている。
また、反対の右足は、ギブス固定をしている時期に荷重が右に傾いていたことで足はぱんぱんに疲労が蓄積している状態でもあった。
病院のリハビリだけでは足の疲れや膝周囲の突っ張り感があまり変わらないため、当院のあん摩マッサージで血流循環を良くしてほしいと来院されました。
施術
身体所見としては、下肢全体的に筋緊張　むくみ　骨盤の歪み　左足先の冷え。
あん摩マッサージ指圧施術
目的は血流循環の促進　膝周囲を中心とした関節可動域の改善　疲労回復。
まず一回目のマッサージ施術では、左膝を中心に膝蓋骨（膝のお皿）に付着している
大腿四頭筋・側副靭帯・腸脛靭帯・前脛骨筋
膝裏のハムストリングス・概則腓腹筋・中殿筋・右の脊柱起立筋などを緩ませていく。
ある程度筋緊張の緩みが出たところで、関節運動を加えながら
足指から股関節までストレッチを加えていく。
これで一回目のマッサージ施術を終え、クライアントに歩行動作をしていただき、確認。
クライアントの感想
左足の突っ張り感が無くなり、膝関節が動かしやすい。
むくみも引いて　足全体の疲れが軽く感じる。
考察
マッサージ施術後　下肢　膝の可動域が回復　あるいは筋緊張の緩和が看られたことから今後も何度か血流循環を促し筋肉バランスを整えていくことで、
身体に負担をかけず膝の不具合を感じることが少なく生活を送れるであろうと感じました。

その後の膝の経過…
初めのうちは施術後の軽さは３日４日ほど続き、
仕事や４歳の娘と遊んだりしていると徐々に疲れがでてきてました。
ですが、定期的に膝周囲や身体の凝り固まった箇所をマッサージで緩めていただき調子が良くなってきています。
１か月もすると疲労もなく歩くことができるようになり助かりました。
早期のリハビリというのは、自分自身の努力も必要ですが、身体を整える専門家の協力も加わると早期回復　QOL（生活の質）が高まります。
ぜひ、一日も早くご自身の身体に目を向け、よりよい生活へと繋がるキッカケが見つかることを願っています。

〇鍼灸あん摩院やじろべえ
〇本駒込駅/駒込駅
〇東京都文京区本駒込１丁目２７－９ 小林ビル 401号室
〇10:00～20:00
〇根本改善の鍼灸&整体
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