こんにちは　南北線沿線　本駒込駅から近い　鍼灸あん摩院やじろべえ
宮澤勇人です。
今回は、体調管理や養生に効果的な径穴（ツボ）をお伝えしたいと思います。
一つ目
名称：足三里（あしさんり）
足の陽明　胃径
効果：健康長寿　胃腸の調子を整える
取り方：膝頭から下方に指三本目の高さにあるツボ。
足三里は健康長寿の万能なツボであり、「松尾芭蕉の奥の細道」で足三里にお灸をしながら旅をしたという有名な話があります。
足の疲れ、胃腸の疲れを回復させ元気になる径穴（ツボ）ですので、セルフケアのお灸や指で痛気持ちよい程度に圧すると良いでしょう。
また、米粒やゴマ粒をテープで貼り付けておくのも効果的です。

二つ目
名称：手三里（てさんり）
手の陽明　大腸径
効果：首肩凝り　腕の症状全般
起りやすい症状としては、テニス肘　フライパン肘　デスクワークでのＰＣ作業などの時に圧すとズーンとツボの反応を感じると思います。
取り方：肘の外側（親指側）のしわから指三本分手首よりに取ります。
圧すとコリコリっとした痛気持ちよい所が手三里となります。
疲れた時に程よい力で圧すと首肩も弛んで肩凝り予防になりますよ。

今回ご紹介した「足三里」「手三里」を組み合わせてお灸やドライヤーで温めれば、健康長寿・疲労回復に繋がる万能な径穴（ツボ）です。
ぜひ、お試しください。