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文京区本駒込 吉祥寺前 鍼灸あん摩院やじろべえ
こんにちは
今回は便秘について
当院でも よくある症状の便秘です。
特に 女性に多く 生理の前後のホルモンバランスの変化で便秘となる傾向にあります。
便秘になる原因は?
便秘の原因は様々あり、運動不足や食物繊維の少ない食事・水分不足、ストレスなど。
①弛緩性便秘
大腸の腸内活動が低下して起る便秘のこと。
腸の緊張が弛み 便を押し出す腸の運動(蠕動運動)が効率よく行われずに腸内に便が溜っていきます。
その結果 便の水分が減少し、やがて固くなって排便しにくい状態となってしまいます。
便秘症で最も頻度の高いと言われています。

②痙攣性便秘
自律神経の乱れによって副交感神経が緊張状態となり 腸が興奮してうまく便を運ぶことができず、兎の糞のようなコロコロした便になります。
精神的ストレスがかかっている時や過敏性腸症候群が主な原因とされます。
③直腸性便秘
便が直腸に運ばれても排便のアクションが起らず、腸内に便が停滞してしまう状態のことです。
これは トイレを我慢してしまう方に起りやすい状態です。

便秘となる状況は様々あると思いますが、そんな便秘症を予防・解消してスッキリとしていきましょう!
予防策としては
①生活習慣の見直し
日ごろから食物繊維の多い食事を意識しながら、こまめな水分補給と軽い運動を心掛けていくとよいです。
例えば、こんにゃくやさつまいものような食物繊維の多いものを食事に取り入れる。
便が固くならないように水分を取るようにする。
朝晩 白湯を飲むと、身体も冷えず腸内活動も促進されるのでおすすめです。
軽い運動、ラジオ体操は短時間で全身ストレッチができ、ジャンプしたり 捩じったりして、腸を動かしましょう。

②お灸・ツボ圧し
効果的なツボ:支溝(しこう)
取り方:手の甲側 手首から肘に向かって指4本分あがったところにあります。
効果:便秘 頭痛 肩凝り 腕の症状など。

便秘になりやすい方は冷え性の方に多い傾向もありますので、便秘のお灸と冷え性のお灸を組み合わせてセルフケアをすると効果的だと思います。
また、下腹部や腰、お尻にホッカイロをして温めることも手軽でいいかもしれません。
なんでもバランスが大切ですので、生活習慣を見直したり、お灸のセルフケアをしながら、ホルモンバランスや自律神経を整えていきたいですね。