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文京区本駒込にある鍼灸あん摩院やじろべえ
コーヒー好きの宮澤です。
今回はコーヒーと健康の関連について書いてみました。

コーヒーは身体に良い効果があるというのは本当なのか?
眠気覚まし・やる気を出すとき・ホッと一息リラックスなどの様々な場面での気分転換にコーヒーを嗜むことも多いのではないでしょうか。
もちろん、味や香りを楽しむだけでなく、健康に良い影響もあると研究結果もあります。
ただ、なんでもそうですが、飲みすぎは悪い影響を及ぼすこともありますので、気を付ける目安も知っておくのも よいと思います。

◆期待できるコーヒーの健康効果とは?
国内で行われた研究結果では、コーヒーを飲む人は飲まない人に比べて死亡リスクが下がること、1日に3?4杯までであれば飲む量が増えるほど死亡リスクは下がる傾向にあるそうです! ※「コーヒー摂取と全死亡・主要死因死亡との関連について」参照

コーヒーの成分で主に身体によい成分は、カフェインとポリフェノールです。
カフェインの効果
①眠気が覚める 頭がさえるなどの覚醒作用を持つ。
眠気を誘うアデノシン(神経興奮を抑える)という物質をカフェインがブロックするためです。
②消化促進。
胃酸の分泌や消化管のはたらきを促進し、食べ物の消化吸収を助ける効果があります。
ただし空腹時や胃腸の調子が悪い時は、胃酸によって胃が荒れることもあるので注意が必要です。
③基礎代謝の促進。
交感神経が刺激され、基礎代謝が促進されるといわれています。
交感神経とは?
内臓や血管などの機能を調節する自律神経の一種で、交感神経は起きているときや緊張しているときに活発になります。もう一つの自律神経である副交感神経は、寝ているときやリラックスしているときなど体を休めるときにはたらきます。
基礎代謝とは?
体温の維持や呼吸など、生命を維持するために最低限必要なカロリーのことです。何もせずじっとしていても、基礎代謝量分のカロリーは消費されます。

もしかすると、コーヒーを飲みながら運動すれば効率的にダイエットができるかもしれませんね!!(笑)

2 ポリフェノールの健康効果
①抗酸化作用
抗酸化作用とは、ヒトの体内で生成されている「活性酸素」を取り除いたり、そのはたらきを抑えたりする作用のことです。
活性酸素:体内に取り込まれた酸素の一部が変化したものです。細胞伝達物質や免疫機能としてはたらくなど重要な役割を担う一方で、増え過ぎると細胞を傷つけ、生活習慣病などをもたらす要因にもなります。
活性酸素は少量であれば体にとって良いはたらきをしますが
大量につくられると免疫機能の低下や老化、動脈硬化、がん、皮膚のしみやしわなどの原因になる可能性もあります。
コーヒーには活性酸素を取り除いてくれるポリフェノールが豊富に含まれていることがわかります。

②糖尿病の予防
コーヒーに含まれている主なポリフェノールであるクロロゲン酸には、すい臓の働きを助け体内で糖の吸収を抑えるそうです。
③脂肪の燃焼促進
クロロゲン酸類は脂肪燃焼を促す作用を持つことでも注目され特に内臓脂肪の減少が期待されています。
実際にクロロゲン酸類を摂取した方とそうでない方で比較すると、摂取した方は腹部脂肪面積や体重の減少などがみられたという報告があります。
また動物実験ではコレステロール値の改善など高脂血症の症状が軽減する可能性が示唆されたとの報告もあります。

まとめ
コーヒーを飲むと身体によい効果がたくさんあり、接種する時間帯や状況に応じてコーヒーを飲む量を調整するとよいのかもしれませんね。
ただ、なんでもそうですが健康に良いものでも適切な量や飲み方を守ってバランスが大事ですね。鍼灸 経絡治療も心と身体のバランスを整えることで治癒へと向かっていきますので、定期的な身体のメンテナンスをお勧めいたします。
僕も、コーヒーの飲み方を改めて楽しみたいと思います(笑)