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院長宮澤もバナナが好きでよく食べています。 ほのかな甘ので美味しさだけでなく、栄養満点のバナナの健康効果を掲載しましたのでご覧ください。

朝食や小腹の空いた時、スポーツや勉強の合間のエネルギーチャージにもぴったりですね。

◇バナナで免疫力アップ!

豊富な栄養素

○ビタミンB6

たんぱく質の代謝に欠かせない栄養素です。

そのため、たんぱく質を多く摂取してもビタミンB6を摂取していないとたんぱく質をうまく身体に吸収できません。

体を構成する重要な要素であるたんぱく質が不足すると、身体機能に影響をきたし、免疫力の低下につながります。

ですので、免疫力を保つためには、ビタミンB6もバランスよく摂取する必要があるのです。

さらに、ビタミンB6が不足すると免疫力が低下するだけでなく、口内炎や結膜炎といった皮膚や粘膜の異常やけいれんや手足のしびれという神経の異常が起こります。

つまり、免疫力をアップするだけでなく、これらの症状を予防するためにもビタミンB6の摂取は欠かせません。

○食物繊維

食物繊維は第6の栄養素ともいわれており、主な効果は腸内環境を整え、免疫細胞を活性化させることです。

食物繊維のこれらの効果から、食物繊維の摂取は免疫力アップにつながると言われています。

さらに、食物繊維は便秘の解消だけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下などさまざまな効果が期待できます。

○カリウム

カリウムは人体に必要なミネラルの一種で、浸透圧を調節して体内の塩分濃度やpHなどを一定に保つはたらきがあります。

加えて、筋肉のエネルギー代謝や収縮、神経の伝達も補助しています。

カリウムが不足するとこれらに影響するほか、脱力感や食欲不振、精神障害や不整脈などの症状がみられ免疫力が低下します。

カリウムを定期的に摂取することで、免疫力の維持を心がけましょう。

○糖質

糖質は、たんぱく質、脂質と並ぶエネルギー産生栄養素のひとつで、消化されることで身体のエネルギー源となります。

エネルギーが不足すると免疫力は低下するので、糖質は免疫力を保つための大切な栄養素になります。

脂質もエネルギー源となりますが、糖質は脂質よりも分解、吸収が早い特徴があるので、運動をする前などのエネルギー補給に適しています。

もし糖質が不足すると、エネルギー不足によって疲労感を感じたり、集中力の低下がみられます。

逆に、糖質を過剰に摂取した場合、エネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪として体内に蓄積され、肥満や生活習慣病の原因になります。

その他の効果

疲労回復効果

バナナには、でんぷんやブドウ糖、果糖、ショ糖などの糖質がバランスよく含まれています。

ブドウ糖や果糖、ショ糖などはバナナを食べた後すぐにエネルギーに変換されます。

また、でんぷんはバナナを食べた後ゆっくりと長い時間をかけてエネルギーに変換されます。

つまり、さまざまな糖質の消化、吸収時間が違うおかげで自然な時間差で絶え間なく脳や身体にエネルギーを供給できます。

さらに、ビタミンB群などの栄養素もバランスよく含まれているので、疲労を回復する効果が見込めます。

集中力を高める効果

バナナに多く含まれているトリプトファンなどの栄養素から合成されるセロトニンには、脳の働きを活性化し、集中力を高めるはたらきがあることがわかっています。

さらに、バナナにはストレスを和らげる効果のあるビタミンCや、脳のエネルギー源であるブドウ糖も含まれています。

これらのことから、バナナを摂取すると集中力を高める効果が見込めます。

便秘、下痢の解消

バナナに多く含まれる食物繊維は便通を整えるので、便秘を防ぐうえで欠かせないものです。

食物繊維は直接腸のはたらきを刺激するだけでなく、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサになるので、菌を増やしお腹の調子を整えます。

食物繊維は、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維に大別できます。

その両方をバランスよく摂取することが大切ですが、なんとバナナにはそのどちらも含まれています。

バナナから効率よく食物繊維を摂取することで、便秘の解消に役立てましょう。

動脈硬化の予防

血圧

バナナに含まれるタンニンやビタミンをはじめとする、さまざまな栄養素は血中の悪玉コレステロールを減少させるはたらきがあります。

さらに、カリウムには体内の余分なナトリウムの排泄を促し、ナトリウムが原因になっている血圧の上昇を抑えるはたらきがあります。

バナナにはこれらタンニンやビタミン、カリウムなどの栄養素がバランスよく含まれているので、動脈硬化に効果があるといわれています。